クラス Accel - 加速度センサー制御

Accelは加速度センサーを制御するオブジェクトです。たとえば次のように使います:

accel = pyb.Accel()
for i in range(10):
    print(accel.x(), accel.y(), accel.z())

生の値は -32 と 31 の間になります。

コンストラクタ

class pyb.Accel

加速度センサーオブジェクトを作成して返します。

メソッド

Accel.filtered_xyz()

フィルター処理された x、y、z 軸の値を3項目のタプルで返します。

実装に関する注記: このメソッドは現在のところ、呼び出し時のサンプルと一緒に、この関数の前3回の呼び出しからサンプリングされた4つのサンプルの合計を取るように実装されています。したがって、戻り値は、生の x(), y(), z() 呼出しの4倍程度の値となります。

Accel.tilt()

傾斜レジスタを取得します。

Accel.x()

x 軸の値を取得します。

Accel.y()

y 軸の値を取得します。

Accel.z()

z 軸の値を取得します。

ハードウェアに関する注記

加速度センサーはプロセッサと通信するためにI2Cバス1を使用します。その結果、読み取りが行われているとき、ピン X9 と X10 は(I2C 以外で)使わないようにすべきです。これらのピンを使うデバイス(つまり加速度センサーと同時に使えないデバイス)は、UART 1 とタイマ 4 のチャネル 1 と 2 です。