クラス CC3K -- CC3000 WiFi モジュールの制御¶
このクラスは CC3000 WiFi モジュール用のドライバーを提供します。たとえば次のように使います:
import network
nic = network.CC3K(pyb.SPI(2), pyb.Pin.board.Y5, pyb.Pin.board.Y4, pyb.Pin.board.Y3)
nic.connect('your-ssid', 'your-password')
while not nic.isconnected():
pyb.delay(50)
print(nic.ifconfig())
# これで通常どおりソケットを使えるようになる
...
この例が機能するためには CC3000 モジュールを次のように配線することが必要になります。
- MOSI を Y8 に配線
- MISO を Y7 に配線
- CLK を Y6 に配線
- CS を Y5 に配線
- VBEN を Y4 に配線
- IRQ を Y3 に配線
他の SPI バスを使うことや、CS, VBEN, IRQ に他のピンを使うことも可能です。
コンストラクタ¶
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class
network.CC3K(spi, pin_cs, pin_en, pin_irq)¶ CC3K ドライバーオブジェクトを作成し、指定した SPI バスとピンを使って CC3000 モジュールを初期化し、CC3K オブジェクトを返します。
引数は次のとおりです:
- spi は CC3000 が接続されている SPI バス(MOSI, MISO, CLK ピン)の SPI オブジェクト です。
- pin_cs は CC3000 CS ピンが接続されている Pin オブジェクト です。
- pin_en は CC3000 VBEN ピンが接続されている Pin オブジェクト です。
- pin_irq は CC3000 IRQ ピンが接続されている Pin オブジェクト です。
これらのオブジェクトはすべてドライバーによって初期化されるので、自分で初期化する必要はありません。たとえば次のようにします。
nic = network.CC3K(pyb.SPI(2), pyb.Pin.board.Y5, pyb.Pin.board.Y4, pyb.Pin.board.Y3)
メソッド¶
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CC3K.connect(ssid, key=None, *, security=WPA2, bssid=None)¶ 指定した SSID と他のセキュリティパラメータを使用して WiFi アクセスポイントに接続します。
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CC3K.disconnect()¶ WiFi アクセスポイントから切断します。
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CC3K.isconnected()¶ WiFi アクセスポイントに接続されていて有効なIPアドレスを持っていれば True を、そうでなければ False を返します。
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CC3K.ifconfig()¶ ７項目のタプル (ip, subnet mask, gateway, DNS server, DHCP server, MAC address, SSID) を返します
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CC3K.patch_version()¶ CC3000 のパッチプログラム(ファームウェア)のバージョンを返します。
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CC3K.patch_program('pgm')¶ 現在のファームウェアを CC3000 にアップロードします。アップロードを続行するには、最初の引数として 'pgm' を渡す必要があります。