`rp2` --- RP2040 に固有の機能¶

rp2 モジュールは、Raspberry Pi Pico で使われている RP2040 に固有の関数とクラスを提供します。

詳しくは RP2040 Python データシートを参照してください。サンプルコードについては pico-micropython-examples を参照してください。

PIO 関連関数¶

rp2 モジュールには PIO プログラムをアセンブルするための関数があります。"

PIO プログラムの実行については rp2.StateMachine を参照してください。

rp2.asm_pio(*, out_init=None, set_init=None, sideset_init=None, in_shiftdir=0, out_shiftdir=0, autopush=False, autopull=False, push_thresh=32, pull_thresh=32, fifo_join=PIO.JOIN_NONE)¶

PIO プログラムをアセンブルします。

以下のパラメータは　GPIO　ピンの初期状態を　PIO.IN_LOW, PIO.IN_HIGH, PIO.OUT_LOW, PIO.OUT_HIGH のいずれかに制御します。プログラムが複数のピンを使う場合は out_init=(PIO.OUT_LOW, PIO.OUT_LOW) のようにタプルで指定します。

out_init は out() 命令に使うピンを構成します。
set_init は set() 命令で使うピンを構成します。最大５つのピンまで指定できます。
sideset_init はサイドセットで使うピンを構成します。最大５つのピンまで指定できます。

以下のパラメータがデフォルトで使われますが、 StateMachine.init() で上書きできます:

in_shiftdir は ISR がシフトするデフォルトの方向です。 PIO.SHIFT_LEFT または PIO.SHIFT_RIGHT のどちらかを指定します。
out_shiftdir は OSR がシフトするデフォルトの方向です。 PIO.SHIFT_LEFT または PIO.SHIFT_RIGHT のどちらかを指定します。
push_thresh は、自動プッシュまたは条件付き再プッシュが起きる閾値をビット数で指定します。
pull_thresh は、自動プルまたは条件付き再プルが起きる閾値をビット数で指定します。

残りのパラメータは以下のとおりです:

autopush は自動プッシュを有効にするかどうかを構成します。
autopull は自動プルを有効にするかどうかを構成します。
fifo_join は、４ワードの TX および RX FIFO を一方向のみの単一の８ワード FIFO に結合するかどうかを構成します。指定できるのは PIO.JOIN_NONE, PIO.JOIN_RX, PIO.JOIN_TX のいずれかです。

rp2.asm_pio_encode(instr, sideset_count)¶

単一のPIO命令をアセンブルします。通常は asm_pio() の代わりに使います。

>>> rp2.asm_pio_encode("set(0, 1)", 0)
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class rp2.PIOASMError¶: この例外は asm_pio() または asm_pio_encode() での PIO プログラムのアセンブルでエラーが発生した場合に発生します。

rp2 --- RP2040 に固有の機能¶

PIO 関連関数¶

クラス¶

`rp2` --- RP2040 に固有の機能¶