このドキュメンテーションは、MicroPython の最新開発ブランチのためのものです。 リリースバージョンでは利用できない機能に言及することがあります。

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RP2xxx ポートに関する一般的なこと

rp2 ポートは、Raspberry Pi 財団 のマイクロコントローラ RP2xxx ファミリを搭載したボード、その中でも RP2040 を採用する Raspberry Pi Pico を主にサポートします。

技術仕様および SoC データシート

詳細な技術仕様については データシート を参照してください。

RP2040 マイクロコントローラーは 40 nm シリコンプロセスで製造された 7x7mm QFN-56 SMD パッケージです。主な機能は次のとおりです:

  • 133 MHz デュアル ARM Cortex-M0+ コア (400 MHz以上にオーバークロック可能)

  • 6つの独立したバンクの 264KB SRAM

  • 内部フラッシュまたは EEPROM メモリなし(リセット後、ブートローダーは外部フラッシュメモリまたは USB バスから内部 SRAM にファームウェアをロードします)

  • 最大 16MB の外部フラッシュメモリをサポートする QSPI バスコントローラ

  • コア電圧を生成するオンチッププログラマブル LDO

  • USB およびコアクロックを生成するための2つのオンチップ PLL

  • 30 個のGPIOピン。そのうち4ピンはオプションでアナログ入力として使えます

ペリフェラルは次のとおりです:

  • 2つの UART

  • 2つの SPI コントローラー

  • 2つの I2C コントローラー

  • 16個の PWM チャネル

  • USB 1.1 コントローラー

  • 8つの PIO ステートマシン