6. リセットとブートモード
リセットにはソフトリセットとハードリセットがあります。
ソフトリセットは MicroPython の仮想マシンの状態をクリアするだけで、ハードウェアのペリフェラルには影響しません。ソフトリセットを行うには、REPL で Ctrl+D を押すか、スクリプト内で次のようにします:
import sys sys.exit()ハードリセットは、ボードの電源を入れ直すのと同じです。WiPy をハードリセットするには、ボード上のスイッチを押すか、次のようにします:
import machine machine.reset()
詳細は リセットとブートシーケンス を参照してください。
6.1. セーフブート
WiPy で何かうまくいかなくなっても、慌てないでください! 間違ったプログラムを書いて WiPy を壊すことは、ほぼ不可能です。
最初に試すのはセーフモードでの起動です。これは boot.py と main.py の実行を一時的にスキップし、WLAN をデフォルト設定にします。
ファイルシステムに問題がある場合は、 内部フラッシュドライブをフォーマット できます。
セーフモードで起動するには、 ここ に書かれた詳しい手順に従ってください。
セーフモードでは boot.py と main.py のファイルが実行されないので、WiPy はデフォルト設定で起動します。つまりファイルシステムにアクセスできるようになるので、 boot.py と main.py を編集して問題を修正できます。
セーフモードに入るのは一時的なもので、WiPy 上のファイルには何の変更も加えません。
6.2. ファイルシステムの工場出荷時リセット
WiPy のファイルシステムが壊れた場合(可能性は非常に低いですが起こり得ます)、次のようにすればとても簡単にフォーマットできます:
>>> import os
>>> os.mkfs('/flash')
ファイルシステムをリセットすると、WiPy の内部ストレージ(SD カードではありません)上のすべてのファイルが削除され、次のリセット後に boot.py と main.py のファイルが元の状態に戻ります。