このドキュメンテーションは、MicroPython の最新開発ブランチのためのものです。 リリースバージョンでは利用できない機能に言及することがあります。

特定のリリースのドキュメントをお探しの場合は、左側のドロップダウンメニューを使って、 望みのバージョンを選択します。

neopixel --- WS2812 / NeoPixel LED の制御

このモジュールは WS2812 / NeoPixel LED のドライバです。

注釈

このモジュールは ESP8266、ESP32、RP2 のポートにのみデフォルトで含まれています。STM32 / Pyboard などでは mip を使って neopixel パッケージをインストールするか、 直接 micropython-lib からモジュールをダウンロードして、ファイルシステムにコピーしてください。

クラス NeoPixel

このクラスは、ピンに接続された WS2812 LED ストリップのピクセルデータを格納します。アプリケーションは、ピクセルデータを設定し、ストリップを更新する準備ができたら、 NeoPixel.write() を呼び出す必要があります。

たとえば次のように使います:

import neopixel

# 32 LED ストリップ X8 に接続
p = machine.Pin.board.X8
n = neopixel.NeoPixel(p, 32)

# 赤のグラデーションを描画
for i in range(32):
    n[i] = (i * 8, 0, 0)

# ストリップを更新
n.write()

コンストラクタ

class neopixel.NeoPixel(pin, n, *, bpp=3, timing=1)

NeoPixel オブジェクトを構築します。パラメータは次のとおりです:

  • pin は machine.Pin のインスタンスです。

  • n はストリップにある LED の数です。

  • bpp は RGB LED の場合で 3、RGBW LED の場合で 4 です。

  • timing は 40kKHz で 0、800kHz で 1 です(たいていは 800kHz)。

ピクセルにアクセスするメソッド

NeoPixel.fill(pixel)

指定した pixel 値(すなわち RGB/RGBW のタプル)を、すべてのピクセルの値に設定します。

NeoPixel.__len__()

ストリップにある LED の数を返します。

NeoPixel.__setitem__(index, val)

index で指定したピクセルに値(RGB/RGBW のタプル)を設定します。

NeoPixel.__getitem__(index)

index で指定したピクセルの値(RGB/RGBW のタプル)を返します。

出力メソッド

NeoPixel.write()

現在のピクセルデータをストリップに書き出します。