4. GPIO ピン¶
I/O ピンの制御には machine.Pin を使います。
Zephyr においてピンの初期化は、その id
値のためのポートとピン番号のタプル (\"GPIO_x\", pin#)
で行いますたとえば、FRDM-k64 ボードの赤色LED用のピンを初期化する場合には次のようにします:
LED = Pin(("GPIO_1", 22), Pin.OUT)
ピン番号については、ボードのデータシートまたは Zephyr のドキュメンテーションを参照してください。
ボード |
ピン |
フォーマット |
---|---|---|
frdm_k64f |
Red LED = PTB22 |
("GPIO_1", 22) |
96b_carbon |
LED1 = PD2 |
("GPIOD", 2) |
mimxrt685_evk_cm33 |
Green LED = PIO0_14 |
("GPIO0", 14) |
4.1. Interrupts¶
Zephyr ポートは machine.Pin.irq()
を使ったピンの割り込み処理もサポートしています。ピンの変更 IRQ に応答するには次のようにします:
from machine import Pin
SW2 = Pin(("GPIO_2", 6), Pin.IN) # スイッチ2用のピンオブジェクトを作成
SW3 = Pin(("GPIO_0", 4), Pin.IN) # スイッチ3用のピンオブジェクトを作成
SW2.irq(lambda t: print("SW2 changed")) # SW2 の状態が変更されたときに(IRQの変更をトリガーしたときに)メッセージを表示
state is changed (triggers change IRQ)
SW3.irq(lambda t: print("SW3 changed")) # SW3 の状態が変更されたときに(IRQの変更をトリガーしたときに)メッセージを表示
while True: # 待機
pass