zephyr
--- Zephyr ポート固有の機能¶
zephyr
モジュールには、Zephyr ポートに特有の関数とクラスが含まれています。
関数¶
- zephyr.is_preempt_thread()¶
現在のスレッドがプリエンプト可能なスレッドである場合に真を返します。
Zephyrのプリエンプト可能なスレッドとは、負の値でない優先度(低い優先度レベル)を持つスレッドであり、より高い優先度または同等の優先度のスレッドがレディ状態になり次第、そのスレッドに取って代わることができる。
- zephyr.current_tid()¶
スレッドを参照するために使われる、現在のスレッドのスレッドIDを返します。
- zephyr.thread_analyze()¶
現在のスレッドで Zephyr デバッグスレッドアナライザを実行し、スタックサイズの統計情報を表示します:
"
thread_name
-20s: STACK: unusedavailable_stack_space
usagestack_space_used
/stack_size
(percent_stack_space_used
%); CPU:cpu_utilization
%"CPU使用率は、``CONFIG_THREAD_RUNTIME_STATS`` kconfig でランタイム統計が設定されている場合にのみ表示されます。
この関数は、
zephyr/prj.conf
でポートに対してCONFIG_THREAD_ANALYZER
が設定されている場合にのみアクセスできます。詳細については、Zephyrのドキュメントにある スレッドアナライザ を参照してください。
- zephyr.shell_exec(cmd_in)¶
与えられたコマンドを UART バックエンドで実行します。この関数は、
zephyr/prj.conf
でポートにCONFIG_SHELL_BACKEND_SERIAL
が設定されている場合にのみアクセスできます。使用可能なコマンドの一覧は、Zephyr のドキュメントにある シェルコマンド <https://docs.zephyrproject.org/latest/reference/shell/index.html?highlight=shell_execute_cmd#commands>`_ を参照してください。