このドキュメンテーションは、MicroPython の最新開発ブランチのためのものです。 リリースバージョンでは利用できない機能に言及することがあります。

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builtins -- 組込みの関数と例外

組込みの関数と例外のすべては、ここで説明します。これらは builtins モジュール経由でも利用できます。

関数とデータ型

abs()
all()
any()
bin()
class bool
class bytearray

CPython のドキュメンテーションを参照してください: bytearray.

class bytes

CPython のドキュメンテーションを参照してください: bytes.

decode(encoding='utf-8', errors='strict')

指定したエンコーディング encoding を使って、bytes オブジェクトを文字列にデコードします。

MicroPython は次のエンコーディングをサポートしています。

  • 'utf-8' または 'utf8' - UTF-8 エンコーディング(デフォルト)

  • 'ascii' - ASCII エンコーディング(UTF-8 のサブセット)

errors パラメータは、デコードエラーの処理方法を制御します。

  • 'strict' - 無効な UTF-8 であるとして UnicodeError を発生させます(デフォルト)

  • 'ignore' - 無効なバイトをスキップしま(MICROPY_PY_BUILTINS_BYTES_DECODE_ERRORS を有効にしてのビルドが必要)

  • 'replace' - 無効なバイトを U+FFFD '�' に置換します(MICROPY_PY_BUILTINS_BYTES_DECODE_ERRORS を有効にしてのビルドが必要)

注釈

エラーハンドラーのサポートはビルド構成に依存します。制約のあるシステムでは 'strict' モードのみが利用可能な場合があります。

サンプルコード:

>>> b'\xc2\xa9 2024'.decode('utf-8')  # © symbol
'© 2024'
>>> b'hello\xffworld'.decode('utf-8', 'ignore')  # 無効なバイトをスキップ
'helloworld'

エンコーディングがサポートされていない場合は LookupError が発生します。データに無効な UTF-8 が含まれており errors='strict' の場合は UnicodeError が発生します。

callable()
chr()
classmethod()
compile()
class complex
delattr(obj, name)

引数 name は文字列でなければならず、この関数は obj で与えたオブジェクトから、指定された名前の属性を削除します。

class dict
dir()
divmod()
enumerate()
eval()
exec()
filter()
class float
class frozenset
getattr()
globals()
hasattr()
hash()
hex()
id()
input()
class int
classmethod from_bytes(bytes, byteorder)

MicroPython では byteorder は位置パラメータでなければなりません(位置パラメータとすることは CPython でも可能です)。

to_bytes(size, byteorder, /, *, signed=False)

MicroPython では byteorder は位置パラメータでなければなりません(位置パラメータとすることは CPython でも可能です)。

isinstance()
issubclass()
iter()
len()
class list
locals()
map()
max()
class memoryview

CPython のドキュメンテーションを参照してください: memoryview.

min()
next()
class object
oct()
open()
ord()
pow()
print()
property()
range()
repr()
reversed()
round()
class set
setattr()
class slice

slice 組込み型は、スライスオブジェクトが持つデータ型です。

sorted()
staticmethod()
class str
encode(encoding='utf-8')

指定したエンコーディング encoding を使って文字列をバイト列にエンコードします。

MicroPython は次のエンコーディングをサポートしています。

  • 'utf-8' または 'utf8' - UTF-8 エンコーディング(デフォルト)

  • 'ascii' - ASCII エンコーディング(UTF-8 のサブセット)

サンプルコード:

>>> '© 2024'.encode('utf-8')  # Copyright 記号
b'\xc2\xa9 2024'

エンコードがサポートされていない場合は LookupError が発生します。

center(width)

長さが width である中央揃えの文字列を返します。パディングはスペースを使って行われます。

Unicode サポートが有効になっている場合(MICROPY_PY_BUILTINS_STR_UNICODE)、このメソッドはバイトではなく Unicode 文字をカウントし、マルチバイトの UTF-8 文字の適切な配置を保証します。

サンプルコード:

>>> 'café'.center(10)  # é は UTF-8 で 2 バイト
'   café   '
sum()
super()
class tuple
type()
zip()

例外

exception AssertionError
exception AttributeError
exception Exception
exception ImportError
exception IndexError
exception KeyboardInterrupt

CPython のドキュメンテーションを参照してください: KeyboardInterrupt.

ソフトブリッキング(起動失敗) の記載も参照してください。

exception KeyError
exception MemoryError
exception NameError
exception NotImplementedError
exception OSError
exception RuntimeError
exception StopIteration
exception SyntaxError
exception SystemExit

CPython のドキュメンテーションを参照してください: SystemExit.

組込み系ではないポート(WindowsやUnixなど)では、処理されない SystemExit が発生すると、CPython と同様にMicroPythonプロセスが終了します。

一方、組込み系のポートでは、現在のところ処理されない SystemExit が発生すると MicroPython の ソフトリセット が行われます。

exception TypeError

CPython のドキュメンテーションを参照してください: TypeError.

exception ValueError
exception ZeroDivisionError